神戸市民病院機構は29日、中央市民病院(神戸市中央区)で1件、西市民病院(同市長田区)で2件の医療ミスがあったと発表した。
中央市民では昨年4月、80代男性の胸部単純CT(コンピューター断層撮影)で、担当医が肝臓に映った腫瘍を見落とした。男性は今年2月に別の病院で胆管細胞がんと多発転移を指摘されたという。同病院は男性と家族に謝罪し、男性は通院治療を続けている。
西市民では今年6月、臨床検査技師が90代女性をベッドから車いすに移そうとして、支えきれず床に座らせた。女性は右太ももを骨折し、入院したという。また同月、50代女性に血液透析を行う際、装身具などを着けたまま体重を測定。実際より重い体重に基づき体内水分除去量を多めに設定し、女性は透析中に気分不良となった。いずれも患者と家族に謝罪したという。(長谷部崇)
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兵庫県病院局は20日、県立西宮病院(西宮市)の60代の男性麻酔科医が9月、患者に点滴で鎮痛剤を投与すべきところを、誤って局所麻酔剤を投与したと発表した。すぐに気付いて処置し後遺症などはないというが、通常の30倍以上のペースで大量の麻酔剤を投与しており「放置すれば命の危険性もあった。大変遺憾で申し訳なく思う」とした。
同局によると、患者は西宮市内に住む60代女性で、9月4日、卵巣の摘出手術を受けた。麻酔科医が手術後の痛みを抑える際、鎮痛剤と同じ場所に置いていた局所麻酔剤を点滴投与。15分後に女性がけいれんや血圧低下を起こして誤りに気付き、麻酔作用を抑える薬剤を投与したという。
誤って投与された局所麻酔剤「アナペイン」は、1時間当たり6ミリリットル程度の投与が一般的とされるが、同200ミリリットルというペースで計約90ミリリットルを投与していた。(前川茂之)
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小田原良治 幻冬舎メディアコンサルティング 2018年12月
徳島健生病院(徳島市下助任町4)で受診した北島町の男性理容師=当時(69)=が死亡したのは医師が急性心筋梗塞の症状を見落としたためとして、遺族が病院を運営する徳島健康生活協同組合に約4887万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が3日、徳島地裁であり、病院側は請求棄却を求めて争う姿勢を示した。
病院側は答弁書で、急性心筋梗塞は胸部の締め付け感や激しい痛みが特徴で、男性は胸の痛みを訴えていなかったと指摘。「直ちに心筋梗塞を疑えない患者に通常、心電図検査は行わない」と主張した。
出典:徳島新聞