2013年12月に江戸川病院で佐藤雅英さんが病院で亡くなりました。享年:25歳という若さでした。
今回問題となっているのは、肝生検という検査の直後に亡くなっているという事です。
肝生検とは
腹部に生検針を刺し、肝臓の組織の一部を採取する検査です。臓器の一部を採取するわけですから、もちろんリスクはあります。特に、肝生検には、絶対的禁忌が設けられています。長時間の出血や、血小板減少等の血液凝固作用の異常がある場合で、大量失血の危険性が高まる。
この検査直後に容体が急変しており、医師も肝生検により出血したと説明していました。
にもかかわらず、病院側は、佐藤さんの死因を「悪性リンパ腫」によるものだと死亡診断書に記載するという不可解極まりない対応をしています。
ご遺族は、絶対的禁忌を侵して不必要な検査を行い死なせたとして、江戸川病院に対し医療過誤訴訟を起こしました。
訴えに対し江戸川病院は、「訴状を見ていないのでコメントできない。」と説明をしており、若者の尊い命が失われたにも係わらず、不誠実な対応をとってます。