地方独立行政法人・桑名市総合医療センター(三重県桑名市)は2026年5月21日、気管支ぜんそくで入院していた60代の男性患者に対し、禁忌薬に指定されていた抗菌薬を誤って投与したと発表した。
発表によると、男性は2月17日に入院した際、電子カルテに過去のアレルギー歴として同じ成分を含む薬剤が禁忌薬として記載されていたが、処方を担当した30代の男性医師がこれに気づかず、成分の重なる抗菌薬「バクトラミン」を1日1錠、10日間にわたり処方した。
男性は服用後に高熱や皮膚・口内の広範なびらんなどの症状を発症し、指定難病であるスティーブンス・ジョンソン症候群から中毒性表皮壊死症(TEN)に進行、腸閉塞も併発した。3月23日、敗血症性ショックのため死亡した。
同センターは処方時の確認不足という過失を認め、遺族への対応を進めているという。










